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【動画あり】GoProのネックマウントは本当に使えるのか。格安マウント「ActyGo」レビュー【用途は限られる】

Goproのちょっと邪道なマウント方法「ネックマウント」。

きちんと固定されないので不安定に揺れる一方、POVを手軽に撮影できるというメリットがあります。

一方で、ネックマウントの発売元にGoPro公式や有名ブランドのものが無いこともあり

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・ネックマウントって実用に耐えうるのだろうか?
・実際の使用感は?どのような画になる?
・買うにしても、どの製品がいいのだろう?

このような疑問を持ってしまうのも事実。

ざっくりと結論を言うと、

「ネックマウントはかなり用途を選ぶが、他にない利点はある」

「格安ネックマウントActyGo自体はリピート買いしたほど信頼している」

です。

この記事でネックマウントの使用感とともにAmazonで販売されている999円(購入時の価格)格安ネックマウントをレビューします。

ネックマウントは主観撮影の手段としては最も手軽

では本題。ネックマウントの使用感について。

実際にネックマウントとGoProMAXで動画を撮ったデータがあるのでそちらをご覧ください。

前半は自転車に乗っての撮影、後半は歩きながらの撮影になっています。

ネックマウントでも主観撮影の臨場感は十分出せる

手前の自転車を見ると少しぐらついたようにも見えますが、画面全体を見るときちんと主観らしく安定して見えます。

一方で、歩くと一歩歩くごとに上下に揺れますね。ヘッドマウントのように完全に固定できるわけではないので仕方ありません。視聴には耐えうる程度に思えるのですがいかがでしょうか。ここを良いとするか悪いとするかは用途や人の判断によるところ。

動画には載せていないのですが念の為に確認しておくと、走っての利用はおすすめできません。ネックマウントで走ってしまうと胸とGoproがガコンガコンとぶつかりあってとても見ていられる映像にはなりません。走る以外にも、屈み姿勢、仰け反る姿勢を取るとGoProが重力に沿って大きく動いてしまうので、頻繁に体を大きく前後に傾けるのであればネックマウントは避けるべきですね。

録音はかなり苦手

Gopro内蔵マイクでの録音は期待できません。

「服とGoProが擦れる音」「ネックマウントから伝わった衝撃から"コポコポ"となる音」以上2つはいくら振動に気をつけていても少しは入ってしまいます。

動画でもかなり気を使って歩いていたのですが、それでもこの有様。

音を使いたいのであれば素直に外部マイクを使ったほうが良いでしょう。

それでも固定せずに首にかけるだけで撮影できる手軽さは魅力

ブレ、録音共にある程度の限界があっても、主観撮影をする他の手段と比較すると圧倒的に準備が楽、更にスタイリングも自然であるという点でも魅力は大きいです。

ヘッドマウントで頭に固定して撮影するにはヒモの長さ調整に若干の時間がかかりますし、人によっては撮影後の髪型直しも面倒でしょう。口で噛むタイプのマウントなら楽かもしれませんが、街の中で撮影するのに口にカメラを付けるのはちょっと恥ずかしいんですよね。

その点、動画を見ても分かる通り、ネックマウントは見た目が地味なので周りの人の視線を集めにくいです。よって人の多い場所でのネックマウントはいい選択肢。僕みたいな陰キャにやさしいマウントですね。

今回撮影に使ったGoProMAXについてはこちらにGoPro9と比較したレビューがあります。今回の動画を見てGoPrroMAXが気になった方は参考にどうぞ。

GoPro 9よりGoPro MAXのほうがあなたを満足させる3つの理由

続きを見る

ネックマウント「ActyGo」の内容

動画で利用したネックマウントの内容・付属物をチェックします。

購入時のAmazon価格は999円でした。めっちゃ安い。

この価格にしては小綺麗なパッケージ。GoProMAXとグリップをサイズ比較用に置いてあります。入っているモノは以下の通り。

  • ネックマウント本体
  • ネジ止め
  • スマートフォン用マウント
  • 【おまけ】GoProHero向け保護フィルム
  • 説明書など紙類

日本人のスタッフ名が入ったサンクスカードはノーブランド製品の不安感を消し去るために良く使われているやつですね。恐らく個人の日本人が中国の工場でOEM生産している感じでしょうか。

GoPro向けの保護フィルムがおまけで付いてきたのですが、僕はGoProMAXユーザーなので封をしたまま。

スマートフォン向けマウントが付属

スマートフォン向けのマウントが付属します。

マウントそのものはプラスチック製ですが、バネは強力で固定部は滑りにくいラバー状。固定すること自体は安心してできます。

ただスマホで快適な撮影ができるのかというとまた別の話。

動画でお見せした通り、手ブレ補正が売りのGoProでもある程度の揺れがあるので、スマートフォンで実際に使うのであれば抜き足差し足で移動するくらいの気持ちでいないと苦しいでしょう。

小さな固定ネジが意外な利点に

スマートフォンマウントに加えてもう一つ特筆したい点が固定ネジの大きさ。

純正のマウントで使われているものと比較して短いんですよね。

これが丁度いい長さで、バッテリー・SDカードのカバーにギリギリ干渉しないサイズ感。意外と便利です。

カバーを開くたびにマウントを取り外す必要がなくなるのは地味ながらも良い点。

Amazonレビューには「首にかけようとしマウントの広げたら折れた」といった耐久性を否定する内容のものがいくつかありますが、自分の場合は1年ほど前に購入してから現在に至るまで壊れる気配はありません。(先月に無くして再購入したのは別の話...)

以上、ネックマウントActy Goレビューでした。主観撮影をするための手段としての圧倒的に手軽さは、録音が苦手である点を減点しても他のマウント方法に引けを取らない魅力です。

どうせ安いので「ネックマウントを試してみたいと思ったらとりあえず試してみる」「壊れたら買い換える」程度の気持ちで買ってもいいのではと個人的には思ったりします。僕もまた無くしたら買い替えます。そもそも無くさないように気をつけて、どうぞ。

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まぐ

デザインや映像をを独学で勉強中の20代。新卒でそのままフリーランスに。自分一人でで何でも作れるようになりたいです。

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