まぐ(@magmagbot)です。
『Macは高く売れるのでコスパがいい』
・・・なんてよく聞く話なんですが、僕も今月になってはじめてMacを売ってきました。ネットに掲載されている最大買取価格だとか理想的な数値を見れば高く売れる事は確かなんですが、実際にそうなのか怪しく思っていた節があります。
Macbookの買取が高いって話、ネット上の買取価格を見ると本当みたいだけど流石に高すぎる気がする。実際は難癖つけられて減額されているとか、何か裏側があるんじゃないだろうか・・・
ということで、今回は実際に5年間使い込んだMacbookProを売ってきました。Macbookの状態や実際の買取価格などをまとめてレポートにします。先に結論だけいうと、68,000円で売れました。詳細を以下に記載します。
売却するMacbookの値段や状況
- MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2014) MGXC2J/A
- 2014年発売モデルの上位吊しモデル
- 価格ドットコム最安値24万円で購入
- 2年目でディスプレイ取り替え。Apple側の不備と判断されて無料でした。
- 3年目で一度バッテリー交換。費用は19,800円。
- 5年間通してバリバリに使い込む。恐らく一日あたり平均12時間以上利用。
定価で買うとおよそ29万するところ、価格ドットコム最安値で実売価格は24万でした。
Macbookは5年間ほぼずっと電源はつきっぱなし(さすがに寝てる間はスリープだけど)。ガンガン使い込んでいました。
購入から売却まで二度の修理。かかった金額は2万円。
多分2017年あたりのことなんですが、当時Macbookディスプレイのコーティングはがれが問題になっていて、Apple側は無償での交換対応を行なっていました。この際にディスプレイを交換してもらい、そのタイミングでディスプレイに安物の保護フィルムを貼りました。
その一年後の2018年。バッテリーが膨張してキートップが変形。圧迫されたトラックパッドが機能しなくなってしまったのでバッテリー交換をしにAppleストアに持ち込みました。ご存知の方も多いかと思いますが、Macbookのバッテリー交換をする際はキートップを丸ごと交換しているので、下半身が丸ごとピカピカになります。費用は19,800円です。
ということで使いはじめて3年時点でMacbookの上半分(ディスプレイ)と下半分(キートップ)をどっちも交換して実質新品になっています。最終的にMacbookにかけた金額は修理費用込みでおよそ26万円です。
買い取りの結果
- じゃんぱら店舗で買取
- 提示された最大買取金額は78,000円
- Magsafe2(電源コード)が欠品扱いで1万円減額
- 実際の買取金額は68,000円
都内のじゃんぱらに12時に持ち込んだら13時に取りにきてくださいとのこと。アジア系外国人の店員さんでしたが、ハキハキと対応してくださいました。ドンキとゲーセンで時間を潰してじゃんぱらに戻ります。
最大買い取り金額は78,000円だったところ、実際に提示された金額は10,000円少ない68,000円。外箱含め欠品は一切ないのでなぜ減額されたのか聞いたところ、原因はMagsafe 2にあるとのこと。
Magsafe 2の根本に負担がかかってビニールが2ミリほど裂けていました。これが発火の可能性を理由に故障=欠品扱いに。10,000円の減額です。Macbook15インチ用に付属する85WのMagsafe 2を単品で買うと税込8,580円なので少々分が悪いですがいちいち店員さんに噛みつくのも面倒なので手数料と考えて目を瞑りました。また、欠品扱いのMagsafe2は持って帰ることができました。欠品と言いつつジャンク扱いで店頭に並べるんじゃないかとか思っていたのでそこは安心です。Apple製品を買ったときについてくるリンゴシールを抜いていたことは何も言われませんでした。シールって付属品に入らないんですね。
状態評価は「キズ、使用感などはほとんどない」というAランクです。Aランクは未使用品の次のランク。バリバリに使い込んでいても丁寧に使っていれば最高評価を得られるようです。また、「キーボードに軽度のテカリ」との診断があったのですが、非常に軽微なものであるため減額はないとのこと。
ということで、5年使い倒しての支出は...
240,000+19,800-68,000=191,800円
(購入価格)+(修理価格)-(買取価格)=(MacbookProを5年間使うのにかけた金額)
僕としてはだいぶ回収できた感覚です。2年前は13万円、3年前は16万円くらいの買取価格だった記憶があるのでもっと早く買い替えても良かったかもしれないですが、PCを移行する時ってどうあがいても時間を必要とするので面倒に感じてしまうんですよね。
Macbookは他と比較して安い値段で新しいものを使い続けられる
Macbookは本当に高く売れてしまいました。「箱は残す」、「本体を傷つけない」など常識的なところさえクリアできていれば減額はなさそうです。充電器について、今のモデルは充電器とコード(USB-C)が別々になっているので、今後に関しては心配ありません。
仕事道具や活動の道具に関してよく言われる議論に、「お金をかけてでも常に新しくて高性能ものを使うべき」「使い慣れたものを長く使って支出を減らすべき」など、様々な意見があると思いますが、Macbookに関しては売り買いを繰り返すことで、「他よりは割と安い出費で新しいものを使い続ける」ことができると言っていいんじゃないかと思います。
そして新しい僕の相棒は以下の16インチになりました。大切にバリバリ使い込んでいこうと思います。
次回Macbookを売るときのことを考えて、これからMacbookを使うのに気をつけたい事は以下の通り。
- 以前から引き続き、Mac本体に傷をつけない。箱は残す。
- 充電器・コードで負荷のかかりそうな繋ぎ方はしない(新しく買ったMacbookはMagsafe 2 と違って充電器とUSB-Cコードが別々になっているので気にしすぎなくてもいいかもしれません)
- Appleの無償修理プログラムは随時チェックする。