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ガレリア

【初心者】ガレリアにBluetoothを繋ぐ方法。後付け方法から繋がらない場合の対処法まで解説

「デスクトップのガレリアでbluetoothが繋がらない!」

それもそのはず。ガレリアにはそもそもbluetoothなんて文明の利器はついていないのです。

この記事では、ガレリアでbluetoothを後付けで接続できるようにする方法と、後付けしても繋がらない場合の対処例をPC初心者でも分かりやすいように解説します。

ガレリアにBluetoothはついていない

最初に結論。ガレリアにはBluetooth機能が搭載されていません

スマホやノートPCに標準でbluetoothが内蔵されるようになって長らく経ったので忘れられがちですが、そもそもデスクトップPCにbluetooth機能や無線LAN(Wi-fi)機能は内蔵されていないのが普通です。

ガレリアでBlurtooth機能を使いたい場合は、Bluetoothを使えるようにするためのツールを後付けする必要があります。

ガレリアにBluetooth機能を追加するために必要なもの3パターン

ガレリアでも後付けでBluetoothに対応させることは可能です。

Bluetoothを後付けする方法はいくつかあります。

  1. USB Bluetoothアダプタ(USBに取り付けるタイプ)
  2. PCIe Bluetoothカード(マザーボードに取り付けるタイプ)
  3. M.2 Bluetoothカード(マザーボードに取り付けるタイプ)

条件が整っていればどの方法でもガレリアでBluetoothを使えるようになります。それぞれの特徴を以下にまとめます。

【パターン1】USB式のBluetoothアダプタを使う(簡単・おすすめ)

ガレリアをbluetoothに対応させるにはこれが最も簡単で手軽な方法です。空いているPCのUSBポートに挿すだけでBluetooth機能を追加できます。

一方で他の手段と比べて劣っているのが、接続の安定性です。しかしこれも基本的には問題ありません。

まず、Bluetooth自体に体感できるほどの遅延があります。そのため、遅延の短さや接続の安定性が重要な用途(対戦ゲームなど)ではそもそもBluetoothが選択肢に入りません。Bluetoothで事足りる用途であるなら、USB式のBluetoothアダプタの安定性は大半の用途にとって必要十分なものでしょう。

メリット: 簡単に取り付けられ、価格も手頃。初心者に最適。

デメリット: USBポートを占有する。接続が不安定になる場合がある。

【パターン2】PCIe Bluetoothカードをマザーボードに取り付ける

マザーボードのPCIeスロットに取り付ける方式なら、bluetoothとセットでW-fiにも対応させられることが多いです。

PCの内部を触る手間はあるものの、USBポートに差し込む方式と比べると接続が安定しています。

メリット: 安定した接続が可能で、Wi-Fi機能を併せ持つモデルも多い。

デメリット: 取り付けにはPCケースの分解が必要で、初心者にはやや難易度が高い。

【パターン3】M.2 Bluetoothカードをマザーボードに取り付ける

マザーボードの無線用M.2スロットに取り付ける方式もあります。こちらもパターン2と同じくPCの内部を触る手間があります。

パーツがカードアンテナに分かれており、その2つをケーブルで繋げます。パーツが小さく、PC内のスペースを占領しないこと大きなメリットです。

取り付けの手順

  • 無線カードを差し込めるM.2スロットに専用のカードを差し込む
  • PCの裏側にアンテナを取り付ける

一方で少し面倒なのが、製品によってカードとアンテナが別売りだったりすること。また、手持ちのガレリアにM.2スロットが余っているかどうかを調べる必要があります。

メリット: 安定した接続が可能で、PCの内部を圧迫しない

デメリット: 空いている無線用のM.2スロットが必要

初心者にはUSBのBluetoothアダプタをおすすめしますが、安定性を求める場合はPCIeカードやM.2カードを検討してもよいでしょう。

Bluetooth USBアダプターの選び方

ここではいちばん簡単なUSB式のBluetoothアダプターを例に解説を進めます。

USB Bluetoothアダプタはさまざまな種類がありますが、以下の点に注目して選びましょう。

Bluetoothのバージョンを確認する(基本は4.0以上を買え)

Bluetoothは時代とともに進化してきており、現在はバージョン6.0台が最新となっています。

Ver.発表年特徴
6.02024正確な距離を認識する機能など
5.42023双方向通信が可能に
5.32021消費電力が削減
5.22020LE Audio機能(高音質化・低遅延化)の実装
5.12019方向の探知する機能が追加
5.02016通信速度・通信範囲・通信容量の拡大
4.22014

Bluetooth対応デバイスやPCに挿すUSBアダプターもいずれかのバージョンに対応しているため、どのバージョンに対応したものを購入するか選ぶ必要が出てきます。

そこで非常に重要になるのが、「4.0以上か、4.0未満か」という点です。4.0以上同士なら互換性があるのですが、それ未満との互換性は原則ありません。(一部例外あり)

今販売されているBouetooth対応デバイスはほぼすべてが4.0以上のものなので、基本的には最新バージョンに対応したすUSBアダプターを買えば問題ありません。

少し古いバージョンなら安く買えることもあります。
手持ちのBluetooth端末の対応バージョンを見ながらお財布と相談してみましょう。

このほか、送信出力の基づいて分類分けされる「Class」と呼ばれる定義も存在します。しかし、一般ユーザーにとっては当てにならない(使いこなせない)定義であるため、基本的には無視して構わないというのが僕の考えです。この記事でも詳細は割愛します。

対応OS:Windows 10や11に対応しているか確認

USBアダプターを選び際は、念のどのOSに対応しているかを確認しておきましょう。珍しいですが、意外とWindows11に対応していなかったりする場合もあります。

おすすめできるBluetoothアダプター

筆者が実際に購入して問題なくガレリアに接続できたのは以下のモデルです。

ほぼ最新のBluetooth 5.4の対応していながらも、十分に信頼できるメーカーの中で一番安かったものがこの製品。

Bluetoothスピーカーに接続して半年ほど経過していますが、問題なく利用できています。

  • 長く続いておりユーザー数の多いブランド「UGREEN」
  • Bluetoothのバージョンは実質最新の5.4(6.0は発表されたばかりなのでまだ流通していません)
  • 実際に自分のガレリアで確認済

これよりもう少し安価なものからピックアップするなら以下の製品。

Amazonでの販売数が圧倒的に多く、bluetoothのバージョンも最新一歩手前の5.3とほとんどの人には必要十分。

飛び出る頭の部分もとても小さいので目立たず増設できます。

  • 通信系の製品でユーザー数の多いブランド「tp-link」
  • Bluetoothのバージョンは流通数の多いの5.3

ガレリアにBluetoothを後付けする作業は無いに等しいほど簡単

ここからBluuetoothのUSBアダプターを接続する方法を解説...するまでもなく、繋いだらすぐにbluetoothが使えるようなるパターンがほとんどです。

ドライバーも多くの場合は不要。アダプターを挿したとき、Windows10なら画面右下にBluetoothが使えるようになった旨の通知が出るでしょう。

これだけでBluetoothを使う準備は完了です。

Bluetoothが繋がらない場合の対処法

きちんとUSBアダプターを挿したのにPCが認識してくれない場合、いくつかの原因が考えられます。

最初に再起動

問題解決に入る前にとりあえず再起動してみましょう。PCに問題が起こったけど再起動でなぜか治った例は数知れず。

再起動ボタンはPCユーザーの頼もしい味方です。

Bluetoothのバージョンと対応OSを確認

まずはBluetoothアダプターの対応OSが自分の使っているOSと一致しているか確認します

問題なければ、次に繋ぎたいBluetooth対応デバイスとUSBアダプターそれぞれの対応バージョンを確認します

デバイス本体にはバージョンが書かれていないこと多いので、説明書やパッケージ、webサイトで確認するケースが多いでしょう。

お互いに対応し合っているようであれば、PC側に問題があるかもしれません。次の②に進みます

別のUSBポートに挿してみる

アダプターを挿すUSBポートの場所を変えてみます。

Bluetoothアダプターのほかに、ゲーミングマウスやキーボードの無線アダプターもPCのUSBポートに挿してませんか?この場合に時折起こるのが、他のアダプターを隣り合わせの場所に挿すことで電波が干渉してしまう問題。この場合はアダプター同士の挿す場所を離すとうまくいく場合もあります。

僕はLogicool製ゲーミングマウスとゲーミングキーボードの無線接続アダプターを隣り合わせに挿したことで無線が繋がらなくなる問題が起きた経験があります。別々の場所に挿し直したところ、すぐに接続が回復しました。

ドライバを確認する

Windows 10, 11には最初からBluetoothのドライバーが入っているため、新たに必要となる場合はめったにありません。

しかし、もしBuetoothアダプタが認識されない場合は一度インストールするべきドライバーがないか調べてみましょう。

「自分が使っているUSBアダプターの製品名+ドライバー」で検索して情報を探しています。もし自分の状況に合うドライバーがあればインストールします。

Bluetooth端末側に問題がある可能性を考える

PCはUSBアダプターを認識してくれるけど接続先のBluetooth端末がBluetoothを繋がらない場合。

マウスやスピーカーなど、Bluetooth端末側に問題がある可能性も疑ってみましょう。

とりあえずすぐに試せること

  • Bluetooth端末の再起動
  • Bluetooth端末のリセット
  • Bluetooth端末のドライバーを確認
  • Bluetooth端末の接続を解除してから接続し直す
  • Bluetooth端末をPCに登録済みの場合は一旦解除してから接続し直す

おまけ:ゲーミングデバイスがBluetoothではなく独自のレシーバーを採用している理由

無線対応のゲーミングデバイスで機材を揃えると起きがちな問題が「ゲーミングデバイスのレシーバーでPCのUSBソケットが埋まってしまう問題」。

ガレリアを購入している人の大半はゲームでの利用がメインでしょうから、困っている人も少なくないのではないでしょうか。

「Bluetoothでまとめて接続できたら良いのに」と思うのですが、これができないことには理由があります。

それは、Bluetooth接続をすると遅延が発生してしまうから。

  • Bluetooth対応のゲーミングマウスで接続したときの遅延は約0.01秒以上
  • Logocoolのゲーミングマウスを無線レシーバーで接続したときの遅延は約0.001秒

実際には距離や障害物の有無などの条件によって結果は変わりますが、ゲーミングデバイスの専用レシーバーを使った通信と大差になることは確実です。

これからBluetooth対応機器を購入を検討しているかたは、この違いを検討材料のひとつに入れて

  • この記事を書いた人

まぐ

デザインや映像をを独学で勉強中のフリーランス。自分一人で何でも作れるようになりたい。

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