生活効率化

ドコモのシェアサイクル【コスパ・利便性ともに都内最強の移動手段】

都内のそこらじゅうで見かけるようになった赤い電動自転車と自転車ポート。通称「赤チャリ」、あの自転車は誰でも150円から借りることができます。

ユーザー数も増えてきているようで、都内に走っている自転車のは4台に1台が赤い印象。

実際に僕も常用しているのですが、コスパ、利便性ともに最強。結論を言うと『これか都内最高の移動手段』だと思います。

今回は、ドコモのシェアサイクル通称「赤チャリ」を2年近く使い倒している僕が、赤チャリのメリット、デメリット、実際に使わないとわからない使用感などをお伝えします。

【結論】東京のシェアサイクルは既存の交通手段のデメリットを補う素晴らしい交通手段

先に結論を言ってしまうと、記事タイトルにもある通り、都内最強の交通手段だと思いました。

そもそも、東京の移動手段はおよそ3通り。

「公共交通機関(電車・バス)」「タクシー」「シェアサイクル」

もちろん自家用車はじめとした自前の交通手段は除外。

シェアサイクルが最強だと思った理由は、公共交通とタクシーのデメリットを補えているから。

まずシェアサイクルの仕組みを紹介した上で、シェアサイクルの利点を紹介します。

そもそもシェアサイクルとは

まずはシェアサイクルの仕組みについて確認します。

シェアサイクルは都内に置かれた複数の専用自転車置場(以下、ポート)に置かれた自転車をお金を払って使うサービスです。

23区内を歩いているとところどころに以下の写真のような場所ってありますよね。これがポート。

都心を中心にびっしりと設置されています。

レンタカーであれば借りたお店に帰す場合がほとんどですが、シェアサイクルではこれらのポートのどこで借りてどこで返しても大丈夫です。(ドコモ以外シェアサイクルサービスには一部そうでないものももあります)

例えば、東京駅付近のポートで借りた自転車でも渋谷駅付近のポートで返して大丈夫。

実際に借りる時は、スマートフォン上で予約して通知されたパスワードを入力するか、登録したsuicaをかざすだけ。自動で鍵が開きます。返す時は鍵をかけてボタンを押すだけ。10秒もかかりません。

【24時間】シェアサイクルなら24時間使える交通手段になり得る

公共交通機関の弱点のひとつが始発・終電。夜0時を回ると電車もバスも殆ど動きません。

シェアサイクルであれば自分で運転すればいい話なので、真夜中でも早朝でも使いたいときに最寄りの自転車置場に行くだけで交通手段を入手できます。

【安い】シェアサイクルはタクシーどころか電車よりも安い

料金体系はサービスはおおよそ2通り。「利用ごとの支払い」と「月額で使い放題」。「1日利用パス」もあるのですが、恐らく観光客向けの想定でしょう。

1回会員月額会員(1日パス)
30分/150円30分/無料1,500円/1日
月額0円月額2,000円月額0円
延長30分/100円延長30分/100円延長無料
24時間利用可能24時間利用可能利用日23時59分迄利用可能

一回会員でも、月額会員でも走行距離は関係なしに、30分まで一律料金です。

30分でどこまで行けるかと言うと、新宿から両国くらいまで。実際に僕が使った体験談なので、もちろん道路の混雑状況やユーザーの体力にもよりますね。

この距離を公共交通機関で移動すれば、都営バスの料金は一律210円(大人)、新宿駅両国駅間の中央線で220円(大人)。公共交通機関よりシェアサイクルの方がおよそ70円ほど安上がり。都営バスでかなり長い路線を選択できるような距離でない限りは公共交通機関より安いと言えます。

さらに、月額プランに加入すれば月2000円で30分迄の利用を追加料金無しで何度でも使えます。月におよそ14回以上乗るなら乗るほど月額プランは安くなりそう。

【時間】所要時間は電車やバスととあまり変わらない

think

自転車より電車やバスの方が速いのでは?

と考えるのは当然のこと。しかし自転車は意外と速いです。

理由は以下の2つ。

・電車、バスで移動する場合は路線が固定されているので場合によって遠回りになってしまうのに比べて、自転車なら目的地近くのポートまで最短距離で移動できること。

・乗り換えにかかる時間、途中駅に止まる時間がないこと。

さきほど例に上げた「新宿〜両国間」でいえば中央線で22分。自転車で早めに漕げば30分。しかし新宿両国間は電車で乗り換え不要のほぼ一直線なので、電車側にとってかなり有利な例です。他の移動内容によっては更にシェアサイクルが早くなることもあるでしょう。

電車利用の場合
自転車の場合

【運動】電動自転車でもなかなかの運動になる

あくまでデスクワーカー的な目線での意見ですが、普段全く運動する機会のない身からすると、電動自転車での移動もなかなかの運動になります。日常に取り入れている運動のうちのいくらかを移動時間でこなしてしまうことができるわけです。

裏を返すと電車を乗っている時間はスマホを弄ったり本を読む時間にあてることができると考えることもできます。人によってメリット、デメリットそれぞれになり得るポイントです。

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実際に使って分かったデメリット

実際にシェアサイクルを使って分かったシェアいくる特有のデメリットにも気がついたのでまとめて紹介します。

【問題】ポートに自転車がない場合がある

好きなポートで乗って好きなポートで降りることができるのだから、平日の朝には駅や住宅街のポートから会社の集まるエリアのポートに自転車が大移動します。夕方はその逆。

時間帯や曜日に自転車の台数が偏ってしまうんですよね。

ポートによって0台になることは普通にあります。

運営側もこの問題は把握しており、時折自転車の集まっているポートから少ないポートにトラックで移し替える作業をしているところをよく見かけます。おそらくバッテリー交換も兼ねているのでしょう。

【対策】ポートに停まっている自転車の台数はアプリで確認できる

ポートに自転車がない場合がある問題については対策が可能です。

シェアサイクルの専用スマホアプリには各ポートに停められた自転車の数が表示されます。もちろんリアルタイムで更新。コレを見て自転車が停まっている最寄りのポートに移動すれば自転車は確実に停まっています。

【問題】自転車のバッテリーがゼロ&僅少なことがよくある

しかし実際には一筋縄では行きません。自転車があってもバッテリーが残ってるとは限らないのです。

最も大きな問題が自転車のバッテリー。

ポートに自転車が停まっていてもバッテリーが残っていないことは珍しくありません。

ひどいときにはポートに5台並んだ自転車全ての残量表示が「0%」になっていることもあります。

バッテリーが底をついた自転車はアプリ上の自転車の数にカウントされないようになっているようですが、実態はそうなっておらず、充電のない自転車がアプリ上に表示されることがよくあります。

仮に20%残っていても安心するのはまだ早い。寒い冬場はバッテリーの特質上、漕ぎ始めて10mで一気に底をつくこともあります。

バッテリー交換は運営スタッフが全て手作業で行っている

ちなみにバッテリー交換は運営がやっており、時々トラックに自転車を積み下ろししている様子を見ることがあります。要するに全て手動。ポートで充電できるシステムができればあればいいんですけどね。

最初使い始めたときには「バッテリーがないなら普通の自転車と同じように使えばいいや」と電源を消して漕ごうと試みた経験がありました。もちろん使い物になりません。めっちゃ重い。

コレが最も大きな問題だと考えている理由は単純に「対策ができない」から。強いて言えば自転車の台数が多いポートを使えば単純にバッテリーの残った自転車にあたりやすくなります。置かれた自転車がより多いポートを探せば探すほど、使えるポートの選択肢は狭まってしまします。

僕自身も時々使いたいポートに行ったら充電の残った自転車が1台もないこともあります。そんな事態になった時は一つ先のポートを使うだけなのでいい運動の機会だと思うことにしています。そこまで距離も遠くありませんしね。感覚的にはバス停間の距離。

ドコモのシェアサイクルは節約しながら利便性も高める簡単で最高の手段

「自宅」「職場(学校)」の両方が提供範囲内にあれば契約した瞬間に交通費の節約と生活の利便性向上の両方を一度に達成できる素晴らしいサービスです。

最近はドコモの他にもソフトバンク傘下の「HELLO CYCLING」や、「PiPPA」、「COGICOGI」など、様々なシェアサイクルサービスが出始めてきており、それぞれでサービス範囲もちょっとずつ変わってきているので、各々の生活範囲と合わせて検討すると良いでしょう。

とりあえず僕は当分ドコモのシェアサイクルにお世話になる予定。都内を週3往復ほどする機会があるので、1往復10円、1ヶ月で400円ほど得しています。さらに休日の深夜に自宅に帰るだとか突発的な利用も便利に使わせてもらっているので体感は400円以上です。今後は電動キックボードがどうなっていくかも楽しみ。東京の交通はなんだかんだ進化してる。

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